作品紹介

発売年

山田太郎ものがたり 第6巻

表紙

<あらすじ>

山田太郎。私立一ノ宮高校3年(特待生)。成績優秀、眉目秀麗、スポーツ万能。そんな彼の唯一の欠点は、貧乏であること。GWに御村家で家政婦をすることになった太郎を苦々しく思う御村家のじいちゃん。しかし太郎の妹・よし子(9歳)を見て、孫の託也の理想の嫁と大興奮! 「玉の輿」話に太郎は…!?

<みどころ>

6巻は、御村のじいちゃんがよし子を託也の嫁にしたいと大騒ぎする回と、太郎が文化祭で貧乏人の役に抜擢されてハマり役と大好評を得る回、マリアにイタリアにつれて行かれたはずの矢島が丸々と太って戻ってくる回、杉浦が、妹のミカが太郎の子を妊娠したと思い込んでどうにかなっちゃう回が収録されてます(笑)
こうして並べるとこの巻も充実してますね。太郎が貧乏人を演じて靴下に電球を入れてつくろいものをするシーンは個人的に大好きです。映研のみんなが突然、太郎の演技で六畳二間木造モルタル2階建のかたばみ壮が見えてしまうシーンとか、ネーム見た時に「もらった」って思った記憶が(笑)。なんだか漫画が変わってますが。

みどころにあげたのは、御村のじいちゃんがよし子を見て舞い上がり、さらに託也のことが好きだと聞いて、浅草サンバカーニバルを踊り出すシーン。
このためだったかどうか覚えていないのですが、森永さんと浅草サンバカーニバルに行きました。基本的にはそこまでお祭りとかが好きな人ではなかったと思うので、ネタとして行ってみたかったんだと思いますが、浅草の町とサンバという違和感とか、ド派手な衣装やらリズムやら、日本人なのにみんな振り切って楽しんでるところがめっちゃおもしろくて、森永さんもかなり喜んでいたように思います。こういうとことんバカっぽいことを真剣にやってるのとかが好きだったな〜と思います。
調べたら、今年も来年も延期が決定されているようです。残念ですね〜。


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