作品紹介

発売年

僕と彼女の××× 第2巻

表紙

<あらすじ>

地味で気弱な主人公・上原あきらと、超絶美少女なのにがさつで暴力的な桃井菜々子が、人体実験によって中身が入れ替わっちゃった! 千本木の誘いで菜々子の友達・椎名も含め沖縄旅行をすることになった4人。お泊まり旅行で事件が起きないはずもなく!?
森永あいの描く、新世紀型愛憎悲喜劇第2巻。

<みどころ>

思春期のエッチな妄想がいっぱいつまった第2巻。
この作品は2巻に限ったことではないですが、女子が男子の男子が女子の身体の構造への興味に満ちています。菜々子は男子の身体に対する興味で千本木の大事なトコロをみたがったり、綺麗なお姉さんと付き合ってみたりするし、あきらは菜々子の体と椎名さんの体を見比べて観察してます。
この作品は森永さんに青年誌層も意識して描いてもらったそうですが、少女漫画でももっとエッチなシーンがあった当時に、森永さんのお色気シーンはこのあたりが限界でしたね。男子がちん○んって言いたがるみたいなエッチ度で、結局ギャグでついオチをつけてしまうというはずかしがりやさんでした。その代わりストーリーは、中身が入れ替わって親友に押し倒されるという、とんでもなくエロい内容ですが。

みどころにあげたシーンは球技大会の卓球で椎名の兄・勝平にひぐまおとしをくらわすシーン。
「ひぐまおとし」は『ストロベリーちゃんの華麗な生活』でも見開きで、しかも2色カラーで展開していて、森永さんのお気に入りギャグだったのでしょう(忘れてネタかぶりしてたとも言う)。出典は石ノ森章太郎原作のTVドラマ『燃えろアタック』(1979年~1980年テレビ朝日系/Wikipedia)らしいです。わたしもうっすら覚えているバレーボールのスポ根ドラマで当時の子供はバレーボールをやると必ず、ひぐま落としや天井サーブをまねてみたものでした(笑)

 


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