作品紹介

発売年

キララの星 第2巻

表紙

<あらすじ>

伝説の大女優の娘だけど、平凡な女子高生・亜弓。
なんと、父親の経営する弱小芸能プロダクションを継ぐハメに!! フツーの女子高生らしい生活を送りたかったのに…(涙) 総額4億8千万の借金返済のため、目指せスター発掘!!!!
借金返済のため、スターの原石と信じた星輝(芸名:内山田きよし)を売り出そうと奮闘する亜弓! その強引なやり方に不満が爆発した星は、エキストラとして撮影中、嫌がらせで亜弓にキスを!! 2人の関係が一気に悪化するなか、星のボーイズ・ラブ映画出演が決定! そして脚本の大先生との運命的(!?)な出会いが…!!

<みどころ>

本人もあとがきで書いていましたが、森永さんのフィールドにはない芸能界ものへのチャレンジで、友人・Zu々 Mさん(映画・舞台のプロデューサー)の助けをいっぱい借りてかなり勉強したようです。私はこの頃別な仕事をしていて森永さんともあまり会うことがなくなっていたのですが、作品を見ると森永あいの作品世界にちゃんとした(?)少女漫画を描いていこうという意欲的な作品だったのだろうと思います。めげない主人公とそれを取り巻く美形男子たちとの恋愛模様はそれぞれの感情がリアルに描かれていて、今までの森永作品とはテイストが少し違っています。とは言え花屋敷ルル子先生や猛虎戦隊ニャオファイブなど森永節も健在で、それがより一層のギャップを生んで面白い作品になっています。

個人的みどころは、ブログにあげる写真として星くんがマリリンを撮影しているシーン。マリリンのモデルになっただらたんも、先日森永さんのところへ旅立ったそうです。今頃、あの目つきの悪い猫を森永さんが愛でていることでしょう。


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