最初の1話目は実は読み切り予定での掲載で、一挙100ページというムチャ振りでした。新人の彼女にアシスタントなどまだいない時期で、先輩の、今は亡き鳥羽笙子先生の仕事場で一緒に手伝ってもらいながら仕上げた...
『山田太郎ものがたり』が終わって「同じ顔の人物ばっか書くのはもうイヤ!」ってことで、はじまったのですが、一話目の扉でみっちりあひるを描いています。担当から扉でこういう絵を描いてくださいって頼んだこ...
当時、森薫先生の『エマ』などメイドものが人気で、森永さんもどハマりして「メイドかわいい。メイドもの描きたい」と言い出しまして。じゃあ、それに少女漫画王道の「美形男子と同居もの」を組み合わせてみまし...
この②巻は、今思うとかなりみどころが多くて、その後の『山田太郎〜』のネタの基本となった内容が一通り出揃った巻ではあります。めちゃめちゃプライドの高いナルシストなくせに、太郎が気になって仕方ない杉浦...
2巻で登場した杉浦先輩の続編。初登場では太郎を思いっきりライバル視して張り合っていたのに、再登場では煩悩しまくりの恋する男子に。
みどころにあげたシーンはオープニングですが、良い子の女子にはよく...
森永さんは旅行が大好きでした。30代にはイタリアのカプリがお気に入りで締め切りから逃げるように度々旅行していました。そのほか台湾、タイ、イギリスなど。大学も英文科で、英語だけは旅行のためにずっと勉強し...
『山田太郎ものがたり』を連載してた頃に、(大)コメディー(まるだいコメディー)という月刊ASUKAの増刊誌に掲載された作品。奥付によると1997年~99年にかけて、3本描いていて、同時収録にCIELに掲載した『王様と...
TM NETWORKの木根尚登さんの同名小説をコミック化した作品。木根さんの小説は1990年に発表し、1993年に角川文庫で文庫化され、さらに1995年には劇場アニメーションとして公開されました。当時から角川書店はメディアミッ...
ゆみこちゃんといい雰囲気になっている鈴木の接近を阻止しようと、ミスターが呪いをかけるけれど、ことごとく自分に跳ね返ってきて、ミスターが傷だらけになっていくシーン。
ミスターが使っているブードゥ人...
上海の修学旅行の話もひと段落して、連載も1回おやすみをとり、次は何にしようということで、杉浦を使った卒業シーズンのネタをやろうということに。
杉浦は妄想と現実とをひとりで行ったり来たりして、勝手...